2012年5月17日木曜日

カウンセラーさんと話しあった「怒りをコントロールする7つの習慣」

私は穏やかに見えるそうですが、実はとても怒りっぽく、アンガーマネジメント(怒りのコントロール)が苦手です。ときには翌日まで苛立っていて、ダメダメなことに妻に八つ当たりまですることがあります(そして、夫婦喧嘩は全戦全敗に終わります)。

そこでカウンセラーさんと怒りをコントロールする方法について話し合いました。それらの方法を備忘と自戒のため、このエントリーにまとめます。

事前のカウンセラーさんからの注意点は3つ:
・怒りをコントロールする為の方法を予め用意しましょう。
・1つの方法だけでは難しいので複数の方法を組み合わせましょう。
・すぐ出来ないとしても、習慣にして方法を自分なりに磨きあげて行きましょう。

話し合った方法は、7つありましたので、「怒りをコントロールする7つの習慣」と名付けます。
# 頭で理解するだけではなく、カウンセラーさんが仰るように習慣として身に着けたいため、
# あえて方法ではなく、習慣とします。



「怒りをコントロールする7つの習慣」


1.避ける

怒りの原因となる人や出来事からは遠ざかる。また、仕事の話はダメだけど、趣味の話は合うなど、特定の話題や場面が苦手な場合は、その話題・場面を避ける。

2.逸らす

怒りを爆発させる前に、その場を離れる。また、音楽を聴くとか、意識を他の刺激で上書きして意識を逸らす。※例えば私は、iPhoneで妻の写真をスライドショーで見ながらスピッツを聴いたりしています。

3.発散する

運動や趣味、好きなことで発散する。要らないものを投げたり壊したりするのも良いストレスの発散となる。怪我をしない程度に壁を殴ったっていい。

4.割り切る

この人は痛い人だけど、「仕事上仕方がないから付き合っている」などと相手の人格を否定的に捉えて割り切る。

5.「自分」を許す

相手を許すのではなく、怒れる自分を許す。どこかで線を引いて、その一線を超えない限り怒りを表に出してもよいことにする。例えば相手を殴るのはダメでも怒鳴るくらいはOKなど。

6.人に頼る

誰かに愚痴を聞いてもらう。陰口を叩く。いっそ皮肉交じりに笑い話できたら、相手も楽しめるし、とても高度なコントロール方法と言える。

7.視点を変える

状況を分析をして視点を変える。
例えば説教好きの上司に腹が立つ場合、「この人は私のためと言って説教してるけど、本当は説教して自分が認められることを求めているのだ」と解釈する。そうすれば、こちらは聞いてあげているのだと視点を変えられ、むしろ「俺偉いじゃん」となる。




この7つの習慣、物にあたったり、陰口を叩いたりと、「そんなことしていいの?」と思えることもいくつかあります。そのへんの自己啓発書/ブログに書かれていることとは反対に、人を怒鳴ったり否定的に捉えたりと、道徳的とは言えないことも入っています。

でも、私達人間は感情のいきもので、限界があります。
誰もが自分を啓発して聖人君子になれるわけではありません。

たとえ、この程度の悪さ(非道徳さ)があっても、ストレスを抱えて鬱病になったり、会社を辞めたり、突如爆発するより、よほど良いでしょう。

道徳的な厳格さを自分に課すことは立派なことです。ただ、立派であっても、いつも不機嫌で怒りっぽいのでは、自分も周りの人も幸せではないでしょう。

そんな立派なことよりも、自分と自分が大切にしている人たちが、楽しく、幸せに過ごせることを、私は習慣にしたいと思います。

# それでも怒りが抑えられない人はメンタルへ!(某漫画風)

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